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尾張建の今日の出来事

今日に限らず起きた出来事を、時には写真付きで、時には偉そうに意見したりして書いていくそんなブログです。
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第25回 JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 (保存・展示車両編)

ども、尾張建です。

昔から一度は実物を見たいと願い続けていた一両の電気機関車がある。
それが、

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF500-901
展示車両 EF500-901

EF500形交直流電気機関車。
このEF500を初めて知ったのは、日本中の鉄道車両のイラストが一覧表になったポスター。
そのポスターにはもちろん名鉄も描かれており、名鉄以外の赤い車体とあって結構興味を持った記憶がある。
(同様に赤い車体だった京急と西日本鉄道にも興味を持った記憶が)
興味を持ったは持ったでよかったが、その頃には既に休車状態で、こちらから会いに行かないと会えないレアキャラ状態に。
廃車されて以降はJR貨物広島車両所で保存され、これまた遠隔地とあってなかなか足を伸ばせずにいたのだが、社会人の財力を発揮し、年1回一般開放されるイベントで会いに行った。

以下略。



第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開

鉄道系のこういうイベントって実はあまり参加したことがなかったりする。
バスツアー企画でHSSTの大江実験線体験乗車、大井川鐵道SL運転体験、JR東海浜松工場見学に行ったことはあるが、それ以外は一切無いはず。
自衛隊の方は割と回数を重ねているのになぁ。
電力系(奈川渡ダム見学、浜岡原発見学ほか)と良い勝負かと。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開

去年、一昨年と雨に見舞われていたらしいのだが、今年は時折陰ったりするものの基本的にはこんな感じの天気。
初めて参加するので何時から行けば難なく入場できるのか分からなかったので、特に気にすること無くオープンの30分前に行ったらこれまた見事な長蛇の列が。
おそらく前の方は先着順で購入できる部品狙いのコレクターたちだろう。
あまりにも多く並んでいるためか、一旦入場した上で開始時刻になるのを待つという。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF66 30
展示車両 EF66 30

今回、入場者たちから一番注目を浴びたのはこのEF66の30号機かと。
運用を離脱してあとは解体されるのを待つ身ながら、若手社員たちへの技術継承を目的として、綺麗に塗装し直されて最後の晴れ舞台を飾るという。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF66 30
展示車両 EF66 30

ナンバーまで綺麗に磨いている様子。
製造者銘板は事業撤退報道で揺れる川崎重工と、重電機器メーカーの富士電機。
最近製造の電気機関車だと川重と三菱電機の組み合わせなので、富士電機は電気機関車用電装品の事業から撤退したのだろうか。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF66 1
保存車両 EF66 1

こちらは記念すべく量産1号機ということで、廃車後、国鉄時代の姿にある程度復元されて保存されているEF66の1号機。
ちなみに、現役時代末期の姿はと言うと、

EF66 1 大府駅 2007年8月1日撮影
EF66 1 大府駅 2007年8月1日撮影

こんな感じのJR更新色(スカイブルー+ホワイト)。
ナンバープレート周りの装飾品(俗に羽根というらしい)が取り外されていたり、ルーバーが無かったりなど。
実に11年ぶりの再会である。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF66 1
保存車両 EF66 1

ちなみに”ある程度”復元という表現をしたのは、反対側は塗装を戻しただけの状態のため。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF59 21
保存車両 EF59 21

EF59形直流電気機関車は山陽本線の瀬野-八本松間にある急勾配区間での補助機関車として生まれた改造機関車。
改造されたのは40年以上前であり、改造元になった機関車となるとどうやら戦前生まれらしい。
このEF59 21の後ろにちらっと見えている赤い車体が、ずっと見たかったEF500。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF500-901
保存車両 EF500-901

インバータ技術を搭載し、6000kWという大出力をアピールするためか、EF500の車体には「INVERTER HI-TECH-LOCO」の文字が、交直流電気機関車らしく赤文字で記載されている。
かつてはEF200にも、こちらは直流電気機関車らしく青文字で「INVERTER HI-TECH LOCO」が入っていた。
TECHとLOCOの間にハイフンを入れるのは製造元の、

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF500-901
保存車両 EF500-901

川重の趣味だろうか。
この頃には三菱電機と手を組んでいた様子。
EH500-901もそうだったが、なんで試作機のナンバー(ナンバープレート)は青なんだろう?

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF500-901
保存車両 EF500-901

さすがにEH500-901の方はJRマークまでは青にはしていなかったはず。
元々が赤い車体だけにこの青は結構目立つ。
「2-8 新製」のところには検査を受けたのならその検査年月と場所が記載されるのだが、新製という文字が一度も検査を受けること無く(=検査を受けるほど長く稼働しなかった)廃車になったことを示す証左である。
なお、検査を受けなかった、整備を一度も受けなかったとあってか、塗装がちょっと色褪せているような気がした。
全体的にちょっと白味がでてしまっている。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF500-901+EF200-10
EF500-901とEF200-10

最新技術を搭載して6000kWの大出力を誇る両雄は、かつては平成日本の貨物輸送を担うことを期待されたのだが。
バブル崩壊後の需要低迷や技術的課題により、EF500は試作機の製造のみで開発終了。
一方、EF200は合計20両と数は少ないが量産化にはこぎ着け、貨物輸送の一翼を担ったものの、その性能を制限されしまう。
そしてその真の実力を発揮することが無いまま、来年2019年に運用を終える予定という。
具体的な時期は公表されていないがダイヤ改正のタイミングで行われる可能性は十分にある。
そうなると、このハイパワー機関車たちは平成の始まりとほぼ同じタイミングで登場し、平成の終わりと共に去って行くことになる。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF67 1
保存車両 EF67 1

EF200と同様に元々の数が少なく、廃車が徐々に進んでいて全廃の刻が迫ってきているのがこのEF67形電気機関車。
EF59の後継で瀬野-八本松間にある急勾配区間での補助機関車として活躍。
こちらも元々は別の車両を改造して使っているので老朽化が進み、また勾配区間の補助専用機関車という使い勝手の悪さを改善したいのか、”推し桃”と言われるEF210形300番台の新製投入により、廃車が進んでいる。
ただ、EF200よりかは長生きしそうな感じである。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF67 1
保存車両 EF67 1

ちなみに車体側面には、山陰迂回貨物の際にEF64に貼られた「がんばろう岡山 がんばろう広島」のステッカー?が貼られていた。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF200-10
展示車両 EF200-10

広島車両所の一般公開では、毎年運転台を見学できるようになっているらしいのだが、今年はこのEF200-10が担当。
今年の頭から吹田機関区の一角にずっと止まっていたEF200-10。
説明文を読むとやっぱり運用から離脱したとのこと。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF200-10 製造者銘板
展示車両 EF200-10

1992年(平成4年)製造で、稼働期間は26年。
未だに国鉄時代の機関車達が走り回っていることを考えると、26年はあまりにも短い。
10号機よりあとに製造され、10号機よりも先に廃車・解体された11~16号機に至ってはもっと短いことだろう。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF200-10
展示車両 EF200-10

解体までの余生をこの広島車両所で過ごすのだろうか。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 パーツコンテナ
展示物 パーツコンテナ

ちらっとコンテナ上部から出ているのは車輪のフランジ部分。
全国各地にある機関区へ車輪を送り込むのにこのコンテナが使われており、たまーに見掛けることができる様子。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF59 16
保存車両 EF59 16

同じEF59でも改造元の種車が異なるため、外観に違いが見られる。
21号機の方は丸みを帯びているのに対し、庇付のためか角張った印象を抱く16号機。
同じ保存車両でも、この16号機の方は設置スペースの関係か車体の半分以上をばっさり切り落とされた状態である。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF61 4
保存車両 EF61 4

ばっさり切り落とされた状態で保存してあるのは、このEF61も同様。
EF61もまた少数勢力(18両)にとどまった機種。
こちらは電車化進展に伴う客車牽引需要の減少が原因の様子。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 D52 1
保存車両 D52 1

こちらは準鉄道記念物というものの指定を受けたD52 1。
駆動軸が4軸ある蒸気機関車というとD51が一般の人にも知られるほど有名だが、このD52については運転可能な動態保存機がないとあって、ニュースには一切出てこない。

元々広島車両所に保存されていた機関車以外で屋外展示されていたのは、EF66 30とEF200-10のみ。
例年であれば2両ぐらいはEF66 30の右隣に展示されているとのことだが、一説には豪雨災害のあおりを受けてらしい。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 建屋内

機関車の解体・組立場?となっている建屋にもこの日は入ることができる。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF210-108
更新色 EF210-108

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF210-164
原色機 EF210-164

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF210-128
原色機 EF210-128

この日、建屋内に留置されていたのは全て桃太郎こと、EF210形直流電気機関車だった。
欲を言えば異形式であってほしかった。
上から順に、おそらくではあるが、検査終了間際、検査の真っ只中(内部の機器も取り外されている)、検査入り直後と、検査の進展度合いが比較しやすい状態。
これらの3機のうち、注目を浴びたのが108号機。
元々は164号機や128号機と同じ塗装パターンだったのだが、塗料・塗装費削減のためか全体的に青く塗って、そこに白帯を巻くというスタイルに。
塗り立てなためか、そもそもそういう色なのかは不明だが、従来と比べて明るい青を使っている気がする。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF510-511
留置車両 EF510-511

展示していたわけではないようだが、見える位置に停まっていたEF510形交直流電気機関車の511号機。
当初から貨物機として稼働していた0番台に対し、北斗星・カシオペア牽引を目的として専用色を纏って登場した500番台。
一回目の点検に合わせて、北斗星色(青)・カシオペア色(銀)から、0番台の赤に塗り替えられるのでは?と噂されていたが、今のところは変更されること無く検査が進んでいる様子。
おそらくはこの511号機も、この姿のまま出場するはず。

第25回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開 EF81 719
留置車両 EF81 719

EF510が登場したのは、日本海沿岸を走るこのEF81形交直流電気機関車を置換えるため。
車籍としては今もなおJR貨物富山機関区に残っては居るものの、実態としては廃車同然の状態。
今年の6月に無動力回送で広島車両所までやってきたようなのだが、解体するためだろうか。
その割には4ヶ月という時間が経っているし、今現在留置している場所は解体を行うような場所ではないはず。
それともまずは屋根がある場所で部品取り、だろうか。

イベント・物販編の後編に続く。
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[ 2018/11/02 20:16 ] 尾張建の鐵道日誌 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

尾張建

Author:尾張建
愛知県出身・栃木県在住。鉄道ファンで、F1・WECを毎年観戦し、下道で日帰りツーリングをし、たまにドラゴンズを観戦する元ベースボールプレイヤー。小学生まではサッカーをやっていて、一応博士号持ちの男。
就職に伴いパジェロジュニアを手放す。その次・そのまた次はパジェロイオとパジェロミニに乗り、最終的に親パジェロに乗ることを狙っているのだが・・・・・・。
10月29日生まれ。

尾張建の撮影記録
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使用機材:Canon EOS 7D、Canon EOS M、Canon PowerShot S95、Canon EOS 20D
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