尾張建の今日の出来事

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環境が整っていない以上、法改正をしても正直意味が無い。動機も不純すぎる

ども、尾張建です。

自動車免許で125ccバイク 規制緩和の動きに賛否両論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000000-jct-bus_all&p=1

原付一種に6年間乗り、普通自動二輪を取得後原付二種に3年間乗り続け、たまに250ccに乗って大型自動二輪を取得した人間として、ただ単なる規制上の緩和だけで終わるのであれば反対する。

1.運転技術の問題

時間的にも、50ccの原付1種免許だけを取得する場合は運転免許センターで筆記試験を受ければ1日で取れるが、小型限定普通二輪(50cc超~125cc)免許は技能教習や検定が必要で最短でも3~4日かかる。

原付免許は筆記試験を受ければ1日で取れるというのは、若干語弊があるが、まぁ置いておこう。

他県は知らないが、平針では筆記試験を合格後、その日のうちに1時間程度の技能講習をやってから原付免許が交付される。
また普通自動車免許を取る際には、確か1時限程度の技能講習で修了する。
どちらのケースにしても1日で簡単に終えることができる。
一方、小型限定普通二輪の方は技能教習や検定などで3~4日は掛かるらしい。
これでは時間が掛かりすぎると。
もっと簡単に取れるようにするために、講習時間・実技教習の短縮を求めているらしい。

確かに原付一種と比べて、原付に種に乗ろうとしたらハードルがまぁまぁ高い(普通二輪から入ったので何とも言えない立場)。
が、よくよく考えて欲しい。
原付一種は、わずか1時間程度の技能講習で、公道デビューである。
今思うとこんな末恐ろしいことはない。

では、1日目に学科試験・2日目丸々技能講習で良いだろう、と言う人が居るだろう。
が、初めてバイク・原付二種に触れる人が果たして1日で運転技術を身に付けられるか、と疑問でしかない。
原付一種に十分慣れているのであれば、それでも良いのだろうが、初めての人にはキツいのではなかろうか。
また慣れている人への再勉強の意味でも、技能講習は長いことに越したことはない。
運転技術なんてものは1時間はもちろんのこと、1日でも身につくものではない。

全ての車校で起きていることではないんだろうが、受講者が多すぎると原付講習そのものを見学だけで終えてしまうこともあるようで。
事実、高校の友人がそれで、自分の原付に乗ってみようとして暴走状態に陥って道路を横断し、あわや駐車している車に激突寸前というのがあった。
原付二種でもそういうことがありそうで怖い。


2.一種(50cc)とピンクナンバー(125cc)は同じ原付として同一視するのは如何か

違いは30km/h制限かどうか、二段階右折かどうかぐらいでそれ以外はほぼ同じ。
高速道路に乗れないのも同じ。
保険料も同じ。
だったら同じ免許で良いでしょ?
という話をよく見掛ける。

厳密に乗り比べたわけではないから説得力は無いだろうが。
50ccと125ccは全然違う筈。
60km/hは出せる50ccと100km/hは出せる125cc。
速度が違うとなれば制動距離は変わってくるし、カーブへの入り方も変わってくる。
それを同一の括りにして良いのかと。


3.安全に対する講習

普通自動二輪での講習では、これでもかというぐらい安全に対して口ずっぱく言われる。
服装から、車から二輪車がどう見えるかまで。
二輪車専門の講習で、それも長く時間を取れるからこそ、安全に関して十分に教え込むことができる。
それに対して今の原付免許。
筆記試験だけ受けて1時間だけちょろっと走って、公道へ放流である。
今の普通免許。
車運転中における危険は教え込まれても、バイク運転中における危険は教え込まれない。
これでは、安全に対する意識なんてものが身につくわけがない。
小型二輪の講習内容は詳しくは知らないが、3~4日でも身につくかどうか怪しいと思う。
それが短縮されるとなると、もっと身につかないだろう。

これは自分だけかもしれないが、普通二輪を取ったことで道路上の危険に対する意識が飛躍的に向上した。
何しろ原付一種とは違って、普通二輪では速度が出せるから、早め早めに危険に気が付かないと死に繋がる。
普通二輪以上の速度は出せないけれど、一般道では十分に車並みに振る舞えるから、原付二種も例外ではない。
あいつら(車)は一種だろうか二種だろうが、普通二輪だろうが何だろうが基本的に殺しに来ているからね。
とうか、原付二種に対してが最も殺しに来ている気がする。
原付二種なのに一種だろうとして動く車がいるからねぇ。
先に曲がれると思った?
追い越せられると思った?
すまん、車並みに速度が出る二種なんだ。
そんな原付二種を簡単に取れるようにしようとするのは、正直ところ狂気の沙汰じゃあなかろうか。


4.普通二輪、大型二輪で身についた技術は原付にも応用できる。

普通二輪、大型二輪で身に付けた技術は、原付にも十分に応用できる。
原付講習では、アクセルをかけながらブレーキをかけることでその場にだいたい静止できるということなんて学ばねーよ。
波状路の乗り越え方なんか学ばねーよ。
今こうして原付二種を快適に安全に運転できているのは、普通二輪・大型二輪の技能講習を受けたからだと確信している。


5.50cc超過に対する環境がほとんど整備されていない。

普通二輪とは全く異なるのは自明の理だけど、それに比べれば一種と二種はほぼ同じでしょ?という人に対して言いたい。
一度でも良いから、125ccを駅前や店の前などに駐輪する経験をして欲しい。

自宅近くの駅前でも良い、設けられている駐輪場について調べてみて欲しい。
無料駐輪場であれば、おめでとう、そこでは一種と二種はだいたい同じ扱い。
有料駐輪場であれば、よくよく注意事項を読んで欲しい。
殆どの有料駐輪場ではこう書かれているはずだ。
「50ccまで」
と。

世間が思っている整備すべき駐輪場とは、原付一種と自転車のみに対してである。
普通二輪以上はもちろんのこと、原付二種ですら駐輪することは殆ど考慮されていない。
これは何も駅前や店舗に限ったことではない。
アパートですら例外ではない。
たいていの人は尋ねることすらしないだろうが、一度聞いてみて欲しい。
「駐輪場に125ccは停められますか?」
すると、たいていはこう返ってくるはずだ。
「停められません。駐車スペースをとってください」
これで月5000円近くは飛ぶのである。

駐輪スペースに関して言えば、原付二種は普通二輪・大型二輪と同様に確保に苦労する側に回るのである。
自転車と同様に気軽に停められる似たような一種に対して。
そこを改善しようともせずに、売り上げを伸ばすために規制緩和しようなどと、よく言えるもんだなといつも思う。
売れたところで利便性が追い付かないと意味ないだろうに。


6.法改正するのなら、売り上げを動機とする二種規制緩和よりも、実情からかけ離れた原付一種の30km/hと二段階右折を無くせ。話はそれから

原付二種を取る人の大半の動機が、これのはず。
30km/h制限と二段階右折を無くせば、一種の売り上げが伸びると思うんだが、不思議と議題に上がらない。
原付二種を簡単にーとか、バイク全体の売り上げアップーとか、言っているのにである。
二段階右折の何が厄介かというと。
二段階右折禁止の看板が出てきた頃には、一種のパワーではもう車線変更はできないというケースがあるから。
あれって結構直前にあるんだよね。
あと、広い交差点ならともかく狭い交差点でそんな二段階右折をするための待機場所なんてねーよ。


これらの理由から規制緩和には反対だし、環境を整備せずにただ売り上げ向上を目的とした規制緩和は意味が無い、というのが持論。
そう言えばどっかの記事では、速度が出るから二種が危ないというのなら、一種のように80km/h自主規制をかければいいじゃん、高速乗るわけじゃないし、という人が居たな。
速度規制の恐ろしいところは、それ以上の速度を出さざるを得ない状況に追い込まれたとき、死にそうになると言うこと。
原付一種時代にどれだけ苦労したことか。
繰り返しになるが、一種の30km/hを撤廃した方が便利になって、二種に乗らずに済むと思うんですがねえ。

そう言えば、反対している人は「バイクにも乗らない、極めて行動範囲の狭い人達」という指摘をしている記事があったねえ。
どうやら自分はバイクじゃないものに乗って、一日に500kmしか移動しないという極めて行動範囲の狭い人間らしい。

では、今日はここで。
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プロフィール

尾張建

Author:尾張建
愛知県出身・栃木県在住。鉄道ファンで、F1・WECを毎年観戦し、下道で日帰りツーリングをし、たまにドラゴンズを観戦する元ベースボールプレイヤー。小学生まではサッカーをやっていて、一応博士号持ちの男。
就職に伴いパジェロジュニアを手放す。その次・そのまた次はパジェロイオとパジェロミニに乗り、最終的に親パジェロに乗ることを狙っているのだが・・・・・・。
10月29日生まれ。

尾張建の撮影記録
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使用機材:Canon EOS 7D、Canon EOS M、Canon PowerShot S95、Canon EOS 20D
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