尾張建の今日の出来事

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尾張建探訪日記(仮) 愛岐トンネル群・第11回特別公開

ども、尾張建です。

タイトルは気にしないで。
そろそろ旅カテゴリーを作るべきかと思って、適当に付けた名前だから。
で、愛岐トンネル群の話です。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号トンネル春日井坑口

これは、3号トンネル・玉野第三トンネル(全長76m)の、春日井側。
例の如く写真が多いので以下略。



年に計2週間ほどしか公開しないとあって、半月前に訪れた時は殆どいなかった駅前の道路が、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・定光寺駅前

ご覧の賑わいである。
これはどうやら少ない方らしい。
訪れた4月27日の入場者数は1117人(速報値)。
それに対して28日は2061人(速報値)とほぼ倍。
従って昨日の朝はこれ以上の賑わいだった事だろう。
この道路を歩いて行って、その先に待ち構えていたのは、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・入口階段

そり立つ階段。
これをクリアできないと走破できないぞ、と言わんばかりの結構急な階段。
もっとも、通常のコースで一番キツイのはこの階段な訳だが。
でないと列車走れんし。
この階段を登っていた先に、受付(100円玉を入れて、無料パンフを貰う)があり、その先に冒頭のトンネルが待っている。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号トンネル多治見坑口

3号トンネルの多治見側坑口を望む。
線路跡だった通路のど真ん中に立派な木が生えている。
40年も経てばそうなるか。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号トンネルと落石シェルター

3号トンネルを出たところには、落石シェルター……じゃないな、落石防止柵か。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の落石防止柵

この落石防止柵は古いレールで作られている。
使い終えたレールを、ホームの屋根を支える柱とかに使うケースは知っていたが。
落石防止柵にまで使うとはな。
旧中央線にはトンネルだけでなく、当然の事ながら橋もあった。
が、鋼鉄製とあって、撤去されたか崩落したかで橋がないもんで、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号トンネル付近の手作り橋

このように保存再生委員会の皆さん手作りの橋がそこに架かっている。
この橋、結構しっかりとした橋で、鉄骨加工ができる人が居たんだろうか。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・場内信号機台座

この橋を渡ってしばらく歩くと、場内信号機の台座跡だという遺構が。
さすがに信号機の残骸と思われるものは無かった。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間

それにしても、周りには何もない凄い所である。
左手には崖があり、右手にも同じように崖があってその下に庄内川である。
よくもまぁ、こんなところを削って線路を敷いたもんだ。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・バラスト

通路に大きい石が転がっているのが分かる。
そしてこの大きい石がバラストである事に気付く。
トンネル内を含めたその殆どがバラスト敷になっていて、結構歩きづらい。
スニーカーでなく、登山靴とかだと歩き易いかもしれない。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・トンネルと軌道敷にあった残存物

愛岐トンネル群の整備する際に見つけたという残存物。
白いのはガイシですな。
錆びたのは犬釘やら用途不明の奴やら何やら。
その他、汽車土瓶やらガラス瓶など。
汽車土瓶とかガラス瓶は窓からポイ捨てだろうな。
不届き者はいつの時代にもいるという訳だ。
ただ、汽車土瓶に関してはポイ捨てしてくれたおかげで、復刻汽車土瓶が生まれた事を考えると、感謝すべきなのかもしれない。
ところで。
公開していない時期は当然の事ながら倉庫で保管しているんだろうけど。
野ざらし状態でいいのか?

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の石垣

落石防止柵やバラスト敷以外にも、石垣などかつてここに人の手が入った事を示す遺構はあちこちにある。
40年ばかしではさすがにアンコールワットとかマヤ文明みたいに、木の根っこに覆われる事はないようだ。
まぁ、あちらは多雨地域で、大きく成長しやすいからだろうけど。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の竹林

木に対してぼこぼこ生えやすい竹は、ここでもその猛威をふるう。
伐採した竹を使って、復刻汽車土瓶の持ち手や竹細工を作っているようだ。
……タケノコは?

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間横の庄内川

竹の隙間から庄内川が見える。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の橋

歩いていると再び橋が。
ここもおそらくは手作りの橋だろう。
そして意外としっかりとした構造の橋。
絶対、委員会に所属する誰かは溶接とかの技能を持っているだろ。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の橋を渡る二人

その橋を渡るおじいちゃんとその孫の二人連れ。
この孫が大きくなって、その子ができた時、この時と同じように手を繋いで渡るんだろうか。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の橋の脇の滝

この橋の脇には小さな滝があり、そしてこの滝の横には、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・3号-4号トンネル間の茶屋

小さい茶屋がある。
今回は時間の関係でここには立ち寄らなかったが、次来るときは立ち寄るとしよう。
それにしても。
こんな竹林の中で、太陽光発電できるの?

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号トンネル春日井坑口1

全長75mの4号トンネル、玉野第四トンネルである。
直線状のトンネルなので、反対側の坑口が見える。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号トンネル春日井坑口2

この愛岐トンネル群の通路周辺に生えている木は、モミジと思っても良いぐらい、あちこちに生えている。
写真に写る緑色の葉っぱは殆どモミジ。
今は新緑の時期なので緑一色だが、秋の特別公開の時に行けば、紅葉したモミジとの写真が撮れる事だろう。
この写真も、半年後ぐらいにはどのような光景になるか楽しみである。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号トンネル春日井坑口3

今は緑だけだが、秋には紅葉したモミジとトンネル内の苔の緑色の組み合わせが見れる事だろう。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号トンネル多治見坑口2

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号トンネル多治見坑口

4号トンネルの多治見側。
こちらも、緑色の奴の殆どはモミジ。
上側の写真で、中央右側にいる、カメラを構えている二人。
その二人が立っている場所は、立ち入り禁止の場所
大事な事なので赤文字で太文字にしました。
分別のある人はマネしないで、そのロープの横で写真を撮りましょう。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の大モミジ

その二人が立ち入っていた場所は、写真中央にある大モミジの根本。
秋になれば、この写真の中央は赤く染まる事だろうが、根元を踏まれた事で枯れない事を祈りたい。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の庄内川

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の信号設備跡1

大モミジ周辺の休憩所を通り過ぎると、再び信号設備と思われるの台座が。
そしてその上に綺麗に並べられたガイシたち。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の信号設備跡2

苔がそれほど厚くなっていないのは、ここが整備される前は草木に覆われて、苔が生息できなかったからだろう。
10年後ぐらいにはモッサリとしているかな。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の水車1

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の水車2

信号設備跡を通り過ぎると再び橋があり、そこの下を流れる川の水を使って、水車が回っている。
普段は川の水の量が少なくてあんまり回らないそうなのだが、前日(26日)に雨が降ったからか、ちゃんと回っていた。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の擁壁

石垣のお次は擁壁。
どう使い分けているんだろうか。
かつて石垣だったのを擁壁にしたのか、あるいは何もなかったところを擁壁にしたのか。
確かこの擁壁には、1958年設置みたいな刻印があった気が。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の親子連れ

大きくなって以下略。
入口の急な階段以外は平坦なコースなので、小さな子供連れの人も結構いた。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の中継信号機と継電器の台座

線路脇には場内信号だけでなく、中継信号機と継電器の台座もあった。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の横断幕

その先にはやけにひらけた場所が。
ここに駅があったという話は無いし、交換設備があった話も無い。
何でこんなにひらけているのかは分からないが、擁壁が一つの理由かもしれない

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の暗渠の看板

この擁壁は沢の水を一ヶ所に集める為に作られ、そしてその水がこの暗渠へ排水されるようで。
その擁壁や、地下10メートル地点にある暗渠を作る為のスペースとして、結果的にああなったんだろう、きっと。
なお、その暗渠だが、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の暗渠

このように覗き込み事ができる。
身が竦む高さ出る。
葉っぱにピントが合ってしまって分からないが、遥か下の方に底が見えた。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・4号-5号トンネル間の庄内川2

線路脇は相変わらずの風景。
玉野渓谷と呼ばれていたそうだが、川下りをしたらどうだろうか。
写真中央左側に、あきらかに自然の物ではない人工物の、擁壁があるのが分かる。
なんであんなところに擁壁があるのか、後に判明する事になる。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・5号トンネル春日井坑口

暗渠を通り過ぎると、全長99メートルの5号トンネル・隠山第一トンネルが姿を現す。
なお、この5号トンネル。
天井付近に立派な蜂の巣がぶら下がっている。
蜂さんはもういないようだが、作った場所と規模からするとスズメバチだろうか。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・5号トンネル多治見坑口

5号トンネルを抜けると何やら賑やかな集団が。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・レンガ広場

そこはこのようにレンガ広場と呼ばれる広場となっており、先ほどの竹林と並び、様々な催し物が行われる。
行った日は、シンガーソングライターや和太鼓、中央線鉄道唱歌合唱などがあった。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル春日井坑口

いよいよ最後のトンネル、6号トンネル・隠山第二トンネル。
全長333メートル。
東京タワーと同じ長さ。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル春日井坑口のインバート

この6号トンネルとまだ公開されていない13号トンネルだけ、インバートと呼ばれる構造物があるそうで。
通常は線路の路盤より上側だけしか作らないが、地盤が軟弱だとトンネル全体を支える為に、その下側にも作るそうで。
シールドトンネルみたいな、チューブ型の構造になっているらしい。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル春日井坑口2

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル春日井坑口3

その他、崖側には雨どいみたいなレンガ造りの湾曲部が。
上部にはこのような意匠が施されている。
この6号トンネル。
全長333メートルと長いという事と、途中でカーブしているという事で、中央部は真っ暗。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル

これは多治見側から撮った写真だが、奥の方に光は全く見えない。
このように真っ暗なので、保存再生委員会のホームページのお知らせの、特別公開パンフレットに書いてある通り、懐中電灯がいる。
一応小っちゃい照明がある事はあるが、トンネル内にはバラストがあるもんで、懐中電灯が無いと歩くのが大変。
他のトンネルは無くても歩けるが、6号トンネルだけは無理。
そんな事情もあって、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・トンネル内照明装置

このような、太陽光を反射させてトンネル内にあるスクリーンを照らして、トンネル内を明るくする装置が、レンガ広場にある。
この装置は、太陽の動きに合わせてその反射鏡の向きを変えるらしい。
散策コースの端まで行って、帰る際に実際に稼働しているところを見た。
写真を撮ろうと思ったけど、撮る前に太陽が雲に隠れて撮れずじまい。

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル多治見坑口1

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル多治見坑口2

6号トンネルの多治見側。
愛岐トンネル群のハイキングもいよいよ終末点を迎える。
このトンネルの先には、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・終末点

ここで行き止まりである事を示す看板が。
将来的な目標として、岐阜県に入った先のトンネルも一般開放し、定光寺と古虎渓駅間を歩けるようにするそうだ。
その為の第一歩として、岐阜県側のトンネル群を整備する為に、保存再生委員会の多治見支部が設置されたらしい。
今は行き止まりとなっていて、トイレと簡易ベンチ以外には、

愛岐トンネル群 第11回特別公開・6号トンネル多治見坑口前のサルノコシカケ

立派なサルノコシカケ以外には何もない。
まぁ、スペースがそう確保できる場所でもないんで、仕方がないと言えば仕方がないか。

写真を49枚掲載したところで、一旦この記事は終わりとしよう。
では、ここで。
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[ 2013/04/29 02:03 ] 尾張建探訪日記(仮) | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

尾張建

Author:尾張建
愛知県出身・栃木県在住。鉄道ファンで、F1・WECを毎年観戦し、下道で日帰りツーリングをし、たまにドラゴンズを観戦する元ベースボールプレイヤー。小学生まではサッカーをやっていて、一応博士号持ちの男。
就職に伴いパジェロジュニアを手放す。その次・そのまた次はパジェロイオとパジェロミニに乗り、最終的に親パジェロに乗ることを狙っているのだが・・・・・・。
10月29日生まれ。

尾張建の撮影記録
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使用機材:Canon EOS 7D、Canon EOS M、Canon PowerShot S95、Canon EOS 20D
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